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ギリシャ文字
ギリシャ文字はアルファベットではありません。
ですので、覚えるのに大変苦労すると思います。
アルファ、ベータから始まるので、こんな言葉を聞くと高校時代の数学の授業を思い出してしまう人も多いかもしれませんね。
このアルファ、ベータというのは、ギリシャ文字です。
ギリシャ文字は、古代ギリシャ人が紀元前9世紀フェニキア文字(紀元前14世紀)を元に作った文字です。その後、紀元前7世紀に、ラテン文字がギリシャ文字をもとにして生まれました。現在も、現代ギリシャ語を表記するのに用いられます。
アルファベットという文字は、ギリシャ文字の体系の伝統的な配列の1番目「アルファ」と、2番目の文字「ベータ」が語源となっています。
ギリシャ文字は、数を表す時にも使われます。イオニア式と呼ばれる数紀法(数を記す方法)は、アラビア語圏のアラビア文字のような別個の文字を用いず、通常のギリシャ文字を用いてあらわしました。アラビア圏にはなかったんですね。
例えば、1は α、10 は ι で表し、11は ια と書きます。
大文字と小文字、文字の名称(慣用)、および相当するラテン文字は以下のとおりです。
Α α(アルファ) Β β(ベータ) Γ・γ(ガンマ) Δ δ(デルタ)
Ε ε(イプシオン) Ζ ζ(ゼータ) Η η (イータ) Θ θ(シータ
Ι ι(イオタ) Κ κ(カッパ) Λ λ(ラムダ) Μ μ(ミュー) Ν ν(ニュー)
Ξ ξ(クシー・グザイ・クサイ) Ο ο(オミクロン) Π π(パイ) Ρ ρ(ロー)
Σ σ(シグマ) Τ τ(タウ) Υ υ(ウプシロン) Φ φ(ファイ)
Χ χ(カイ) Ψ ψ(プサイ) Ω ω(オメガ)
ギリシャ語の「P」はアルファベットの「R」であるという部分が特筆すべき点です。

